[BB] BlackBerryのDeskTop ManagerによるBackup

これまで、BlackBerry OSファイルについて説明してきました。
今回は、OSのVersion upの前にBlackBerryのBackupについて説明しておこうと思います。
BlackBerryのBackupを行う時に、まず利用するであろうBlackBerry Desktop ManagerのBackupについて解説します。

Desktop Managerでは完全なBackupを行う事が出来ません。
Desktop Managerでは追加インストールしたアプリケーションのBackupを行う事が出来ないのです。

BlackBerryは、設定メニュー(Options)で設定した項目はアプリケショーンファイル(.codファイル)とは別に保持されています。(Windowsでいうレジストリみたいな感じです)
Desktop ManagerのBackupはこの設定項目をBackupしているのです。

これから、Backup手順について説明しますが、今回使用しているBlackBerry Desktop ManagerはVersion 5.0.1を使っています。ファイルはBlackBerryのサイトからダウンロードしてインストールしてください。いくつか種類がありますが、メディアファイルを扱わないのであれば、Desktop Manager 5.0.1 B73 MultiLanguage – Without Media Manager で良いかと思います。

では、実際にBackupしてみましょう。今回は英語版のDesktop Managerを使っていますが、日本語版の場合でも、アイコンやボタンの位置同じだと思いますので、画像を参考にしてください。

  • まず、”Backup and Restore” を起動します。

  • 次に、”Backup  → Back up”をクリックしてBackupを行います。

  • Backupファイル(.ipdファイル)の保存先を決めて、Save ボタンを押して保存します。

  • Backupが実行されPC上に保存されます。

  • Backup完了のメッセージが表示されこれでBackup完了です。

ただし、このBackupは設定情報と、On-Memory(デバイスメモリ:BlackBery上の標準メモリ)上のhomeデータがBackupされます。


  • Backupしたデータを戻してみましょう。

  • BackupしたデータをBlackBerryに戻すには、Desktop Managerの”Restore → Restore”をクリックします。

  • Backupしたデータファイルを選択する画面が表示されますので、戻したいBackupファイルを選択し、Openボタンを押すとRestoreが実行されます。

  • BlackBerry上のデータを消去してからRestoreするかを選択します。消去の必要が無い場合は、チェックボックスの選択を外してください。
  • Yesボタンをクリックすることで、Restoreが開始され、データがBlackBerryに書き込まれます。

このRestoreで書き戻されるのは、設定情報と、デバイス内部メモリのデータが戻されますが、追加インストールしたアプリケーションファイルは書き戻されませんので注意してください


先ほどから、設定情報と書いていますが、設定情報とは何でしょう?と疑問に思われると思います。
ここから実例をあげてみたいと思います。

  • Desktop Manager の Backup and Restore の “Advanced” メニューを使ってWiFiの設定情報の初期化と再設定を行います。

  • Advanced ボタンをクリックすることで、Advanced メニューに入ります。

  • Advanced メニューでは、右に接続しているデバイスの情報、左に保存したBackupファイルの情報が表示されます。Backupファイルの操作は、左上アイコンの下にある “File▼”でNew(新規作成)・Open(開く)・Save(保存)・Save As..(場所を指定して保存)が選択出来ます。
  • 先ほど保存したBackupファイルを開いてみます。

  • 左側のボックスに保存された設定項目が表示されます。右側のボックスで薄水色でハイライトしている項目(WLAN Profiles)が今回操作するwifiに関する設定項目です。
  • WLAN Profilesに対応する設定項目はBlackBerry側では現在以下のようになっています。

  • Home WlanというWi-Fi Profilesが現在設定されています。この設定項目をDesktop Manager上から初期化してみます。Desktop Managerの左側のボックス下の”Clear”ボタンを押します。

  • 初期化しますか?といったダイアログが出ますので、”Yes”を押し初期化します。

  • 左のBlackBerryデバイス上のWLAN Profiles の Recordsが1からクリアされました。
  • BlackBerry上のWi-Fiの設定項目を確認してみます。

  • Wi-Fi Profilesが初期化され、Profilesが無くなっています。
  • PC上に保存してある設定ファイルから、Wi-Fi Profilesを書き戻してみます。

  • 左側のPC上のデータからWLAN Profilesを選択し、真ん中の”>>”のボタンをクリックします。

  • 設定データが、BlackBerryに書き戻され、左側のボックスのWLAN Profiles の Records が 1 になりました。
  • BlackBerry上のWi-Fiの設定項目を確認してみます。

  • Home WlanというWi-Fi Profilesが再設定されました。このようにDesktop Managerを使って個別に設定を初期化することも出来ます。

私が確認したところでは、設定情報もすべての設定情報ではなく一部の追加インストールしたアプリケーションの設定情報は、”Backup and Restore”の対象とはなっていない用です。(私が見つけたのはQuickPullの情報だけでした。)
これは、追加インストールしたアプリケーションは個別に設定情報を持っているからかもしれません。

BlackBerry Desktop Managerでは、デバイスの設定情報をBackupしますが、OTA等でインストールしたアプリケーションファイル(.codファイル)はBackupしません。これは、PCからのインストールを想定し、PC上にアプリケーションファイルが存在し、Application Loaderで再インストールすることを想定しているのでは無いかと思います。(あくまで予想です)

OTA等でインストールしたアプリケーションをBackupするには、BBSAK等のツールを使って実施します。
BBSAKによるアプリケーションのBackupは次のPOSTで紹介します。

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